オタクとしての生活、あるいは生活としてのオタク

このブログで述べられていることはすべて虚構です。それでも虚構の中に美しい花束を探しています。

⚠️龍ファク結婚式ネタバレあり⚠️われわれはクラマとカイの関係について語らなければならない

※龍の国ルーンファクトリーのクラマの結婚式・カイの結婚式についてネタバレがあります。

※スバル主人公でプレイしています。

※友情について考えるのが主旨であるため直接的な表現はありませんが、いわゆる二次創作BLによく親しんだ人間によるポエムになります。不安のある方はブラウザバックをお願いいたします。

何から語ればよいのだろうか。

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 Ⓒ2025 Marvelous Inc.

(カイの交際後絆クエスト「お披露目会」より)

 

龍の国ルーンファクトリーに、クラマという神様とカイという神様が登場する。二人は既知の仲であり、メインストーリーがある程度進行して以降はお互いに煽りあったり仲良くゲームをしたりする様が描写されていた。

何から語ればよいのだろうか。

このゲームでは、恋愛・結婚が可能なキャラクターが存在する。クラマとカイもそれに該当する。

実際にプレイして最初に結婚したのはマウロだったのだが、その前にメインストーリーの進度を参照する絆クエストの解禁が早いクラマと交際を始めていたため、二股をかけていた期間がある。このゲームはデメリットなしに複数人と交際できる(最大で15股と聞き及んでいる)ため、それ自体は何ら特殊なことではない。

ただ、思った。

 

クラマには悪いことをしたな……

 

世界渡ノ法の召喚である。龍の国ルーンファクトリーは、持ち物や開拓の状況を保存したまま結婚相手が違う世界線を渡り歩くことができる感動的なシステムを採用しているため、セーブデータを分けずとも他の結婚相手のイベントも見ることができるのである。

何から語ればよいのだろうか。ここからが本題となる。

クラマとの結婚式のことである。

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Ⓒ2025 Marvelous Inc.

何なんですか!?!?!?!?

もう戻らない過去なんですか!?!?

てかそんなデカめの友達だって聞いていない、あまりにも そんな

 

取り乱してしまった。

ここの湿度は異常であった。この瞬間、スバルおよびプレイヤーの存在は消え失せ、世界にはクラマとカイしか存在していなかった。俺たちの関係が変わるわけではないとクラマは述べるしクラマはそう認識していたのだろうが、カイにとってはそうではなかった。

実際、クラマは結婚後は竜神社で寝起きして子供と食事をとるようになるため、秋の里のお社で引きこもっているということもなくなる。カイが気軽に乗り込んで揉めに行く先は失われたのである。カイの「楽しかったぜ」は誇張ではなかった。

もう少しそれまでに湿度が小出しに出てきていればこれほどの動揺はなかったはずである。わりと唐突であった。この結婚式がなければおそらく表に出てくることのなかったであろう感情。

 

 

 

 

何から語ればよかったのだろうか。

 

こうなると確認すべきは、カイとの結婚式である。

もう一度、世界を渡る。

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Ⓒ2025 Marvelous Inc.

あなたは自分の結婚式でもそのように宣うのか

 

カイは「世話になった」と過去形で語るし、「でも、おかげで賑やかだったよ」と、クラマもまた過去形で語る。ここの湿度もまた異様であった。スバルとカイが結婚するだけで、クラマとカイの関係には何ら変わりがないはずである。しかし変わる。愉快なパートナー(スバルは主人公であるが冗談好きでよくツッコミに回る愉快な人物である。おそらくだがカグヤとは全く印象が異なる)と竜神社で暮らすようになるカイは、おそらくもう日常的にクラマのもとに押しかけることはない。

子供誕生前のメインストーリーも絆クエストも消化した以上、「クソ天狗」と「野蛮仮面」のカオスな日常は一旦ここで幕を閉じるのである。

 

そもそもスバルが交際・結婚という形で彼らの人生に入り込んだためにこのようなことになったのだろうか。結婚がなければ彼らは楽しくて賑やかなあの日常のままだったのだろうか。

しかし、この結婚式がなければ彼らが語ってくれることはなかっただろう。彼らの日常は、終わることで初めて語られることを許したのだ。

現実においても、結婚は生活と人間関係を大きく変えていくものとされる。龍の国ルーンファクトリーは、ただ人生を語ったというだけなのかもしれない。

 

おそらく私は、このスバルは、また世界渡ノ法を使って新しい世界に行くだろう。今度は幼馴染とようやく交際するのかもしれない。しかし忘れない。クラマとカイの日常の終わりのことを。

 

何から語ればよかったのだろうか。

われわれは語らなければならない。あらゆる宇宙の友情のために。